二重瞼を作る! 埋没法vs部分切開vs全切開

二重まぶたの比較

美容整形で二重まぶたにしようと考えても、埋没法が良いのか、それとも切開法が良いのか迷ってしまいますよね。自分にはどんな方法が良いのか? また、ダウンタイムや二重に変わった自分がどうなるのかイメージつかないなど仕上がりについての心配も大きく不安は募るばかり。
ここでは二重まぶたを作る埋没法、切開法の違いについてご紹介します。

埋没法vs切開法
一体どの方法が自然で美しい二重まぶたになれるの!?

二重瞼にする方法は、糸で止める簡単な“埋没法”と、瞼を切って二重まぶたにする“切開法”の2つがあります。当然、それぞれにメリット、デメリットがあり、仕上がりの二重瞼についてもそれぞれに特徴があります。埋没法vs切開法の特徴、それぞれの治療法のメリット・デメリットを比較しましょう。

埋没法

埋没法は、人気ナンバー1の二重の整形手術と言って良いでしょう。
糸を使って瞼の中にある瞼板と皮膚とを結びつけるプチ整形的な手術のこと。本来、一重まぶたの人が目を開けると瞼が持ち上げられ、皮膚は垂れ下がってしまうのですが、埋没法は瞼の中にある瞼板と皮膚とを糸で結んでしまいますので、瞼が持ち上げられ瞼板が上方向に引き上げられると同時に、皮膚は今までのように垂れ下がることなく、二重まぶたを維持することができます。
糸を通すだけなので痛みや強い腫れなどはありませんし、術直後の状態が基本的にはほぼ仕上がりに近い状態になるので非常にお勧めの二重まぶたの形成術です。

切開法

切開法には、わずかな切開で二重まぶたを作る部分切開と、広範囲に切開する全切開の2つの方法があります。

部分切開

新しく作る二重まぶたのライン上を1センチ程度切開し、その部分の組織間に強い癒着を作ることで今まで垂れ下がってしまった瞼の皮膚をしっかりと持ち上げて自然で美しい二重まぶたを形成します。部分的とはいえ、組織の癒着は非常に強いので取れる可能性はほとんどなく、一生涯自然で美しい二重瞼に変われます。

全切開

新しく作る二重まぶたのライン上を広範囲(目頭から目尻側まで)に切開し、眼窩脂肪やRoof、瞼板前結合組織等余分な組織を取り除き、スッキリとした理想の二重まぶたに整えることができます。
皮膚を切開するので強い癒着が簡単に作ることができます。癒着する範囲が広くなるので、元に戻ってしまうリスクはほとんどありません。

埋没法vs切開法 比較

埋没法 部分切開 全切開
自然さ・美しさ 皮膚の自然な折り返しを利用するため、仕上がりがとにかく美しいのが埋没法のメリットです。 切開部分に若干の凹みができてしまいます。しかし、目を開けている状態では非常に自然で周囲に整形を受けたことがバレる可能性は非常に低いです。 厚ぼったい、腫れぼったい瞼は余分な脂肪を取り除くことができるので、仕上がりがスッキリとした美しい二重まぶたにすることができます。
費用・料金 平均的な埋没法の価格は、10〜15万円です。特別な埋没法と称して高額医療に吊り上げているクリニックも増えていますが、埋没法の手術時間、ライン消失のリスクを考えると上記の価格に妥当性があると思います。 部分切開の費用ですが、クリニックによって大きな幅がありますが、平均的な手術費用は15〜20万円です。 皮膚を切開するため手術時間が長くなりますので高額な価格設定、30〜35万円程度になります。
治療時間 手術そのものは30〜40分程度です。 手術時間は60分程度、抜糸までは糸が残っていますので1週間程度は不自然な状態です。 手術時間は90〜120分程度、抜糸までは糸が残っていますので1週間程度は不自然な状態です。
後戻り・効果の持続 二重まぶたの幅が狭くなったり、元の状態に戻ってしまう可能性があります。 切開した部分に強い癒着を引き起こしますが、範囲が狭いため幅が狭くなったり、元の状態に戻ってしまう可能性が少しあります。 強い癒着が広範囲に起こるので幅が狭くなったり、元の状態に戻ってしまう可能性はほとんどありません。
腫れ・内出血 腫れ、内出血ともに、ほとんどありません。 内出血はほとんどありませんが、部分的な腫れは4〜5日程度持続します。 強い腫れ、内出血ともに引き起こします。回復までに1週間程度の時間を要します。
ダウンタイム 基本的にダウンタイムはないと考えて良いでしょう。稀に強い腫れを引き起こす場合がありますが、2〜3日程度で落ち着きます。 翌日に軽い腫れが出てしまいます。術後4〜5日程度で腫れは落ち着くでしょう。 翌日に強い腫れと内出血を引き起こします。5〜6日程度で腫れは落ち着きます。
傷跡について ほとんど残ることはありません。 切開した部分、二重まぶたのライン上に1センチ程度の傷が残ります。 二重まぶたのライン上全体に切開した傷跡が残ってしまいます。しかし、決して目立つような傷ではありません。

最後に

二重まぶたの整形手術ですが、どの方法が良いのかという判断は現在のあなたの瞼の状態で大きく違ってきます。埋没法が向いている方もいれば、全切開が向いている場合もあります。大切なのはあなたにとって何を優先すべきかということ。その答えを導き出すのが美容外科医です。
二重まぶたの整形手術は医師によっても考え方はさまざまです。
二重まぶたの整形手術で失敗しない、後悔しないためにはセカンドオピニオンを受けて複数の医師による診察・アドバイスを受けることが大切です。インターネットやSNSに騙されないように注意しましょう。

二重まぶたの作り方に関するご質問

Q&A

二重まぶたの作り方・方法に関するさまざまな疑問や不安にお答えします。二重の整形を考えている方は是非参考にして下さい。

埋没法を受けたんですが、幅が狭くなってしまうこと、二重が取れてしまうことが不安なので思い切って切開法を受けようと考えています。埋没法を受けてからどれくらいで切開を受けることはできますか?
埋没法を受けた後に切開法を受けるという場合は、基本的には腫れが落ち着いていれば手術は可能です。埋没法を受けて腫れが長期化している場合、腫れが落ち着くまで待つのではなく、一旦、埋没法の糸を抜糸し、その後腫れが落ち着いてから切開法の手術を受けることが良い場合もあります。

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