眼瞼下垂手術の治療費のこと

眼瞼下垂 治療費
気になる実際の治療費用について

眼瞼下垂の手術費用って実際
どれくらいかかるんだろう?

眼瞼下垂の手術を受けたいと思ってもいざ治療費用を考えると簡単に使える金額じゃない。ホームページ等に掲載されている費用がそのまま実際にかかる費用って考えて良いのか、それともさらに追加で費用がかかってしまうのかなど、治療費に対する不安や疑問は大きい。ここでは眼瞼下垂の手術発生する実際の費用、さらに保険診療で受ける眼瞼下垂の費用の違いについてご説明します。

眼瞼下垂の治療費の相場

眼瞼下垂の治療費用の相場ですが、保険診療というのは決められていますので国内どこで受けても費用は同じです。しかし、自費診療、保険外診療については医療機関で自由に設定できるためその治療費に大きな幅があります。
私たちが調べたところ40万円から60万円という範囲内で眼瞼下垂の治療費用は設定されています。そのため、相場価格としては50万円前後と考えることがよろしいかと思います。

眼瞼下垂の治療費:50万円前後

眼瞼下垂を受ける場合、治療費で判断してはいけません。安くても高くてもその技術は金額で決まるものではないからです。
治療費で決めるのではなく、治療時間で選択することをお勧めします。私たちが考える眼瞼下垂の治療時間というのは、片側1時間程度、両側で2時間程度の手術時間ということが妥当だと考えます。
腫れを最小限にするために両側で1時間程度という医療機関もありますが、最初のデザインに時間を割けない医者はおそらく下手です。また、内部の処理についても個人差はありますが、横走靭帯や眼窩脂肪の除去などの処理を考えると短時間で行う眼瞼下垂は雑としか言いようがありません。
もちろん経験実績で時間は違いますがそれでも短時間で完成する眼瞼下垂の手術ほど雑なものはないと考えた方が良いでしょう。

治療費以外に発生するもの

眼瞼下垂の手術ですが、治療費以外に発生するものがあります。それは初診料や検査費用です。基本的に美容外科での治療費用は手術費用に術後の検診費用は含まれているものです。

治療費以外に発生するもの
  • 初診料
  • 各種検査費用

基本的には上記のこと以外に発生するものはありません。

カウンセリングの時に絶対確認すべきこと!

それは再手術の際に発生する費用、いわゆる保証についてです。誰だって手術は1回で済ませたい、済ませるものと思います。でも眼瞼下垂の手術は1割程度の人が再手術を必要としています。どんな名医であっても1割程度は傷跡や左右差を含め何かしらの修正を行なっているものです。
そのためそういった再手術や修正手術の治療費について最初に確認しておきましょう。

注意
修正はほとんどないという医者は実は要注意!

修正、失敗はない!と表現する医者がいます。もちろん実際に修正手術をしていないから嘘ではないでしょう。でもその内情は違うんです。
患者が修正を希望しても必要ないと突っぱねて修正手術を取り合ってくれないという医師の可能性が高い。当然、再手術を断っているから修正手術がほとんどないと言うのは嘘じゃないと言う理屈。眼瞼下垂の得意な医師、名医ほどしっかりと修正手術については請け負ってくれますので逆に修正件数が多くなってしまう可能性があると言うことは知っておいて下さい。

治療費の支払い方法

眼瞼下垂の治療費の支払い方法ですが、保険診療はほとんどの医療機関では現金になります。美容医療などは各種カードや医療ローンなどの取扱もありますので各クリニックにご相談されてもよいでしょう。

治療費を少しでも抑える方法

眼瞼下垂の治療費ですが、自由診療の場合、40万円以上するところが多いため少しでも治療費を抑えたいと考えるのが普通です。でもどうやったら治療費を抑えることができるの?そもそもそんな方法ってあるの?色々と疑問があるでしょう。
ここでは眼瞼下垂の治療費を少しでも抑える方法をご紹介します。

その1モニター制度を利用する

クリニックにとってモニター写真は大切なもの。モニター契約によって写真が使われるというデメリットはありますが、大幅に治療費を安くできる可能性があるのがモニター制度です。
ただし、無料モニターというのは正直嘘が多いです。実際に行ってみると無料の募集は終了。今募集しているのは○割引ということを言ってくるクリニックは危険です。

その2生命保険等を利用する

加入されている生命保険の疾患、対象手術に眼瞼下垂が含まれていれば生命保険を利用することができます。全額保障されるのか金額は加入されている生命保険のタイプで違いますので事前に確認しておきましょう。

その3医療費控除を受ける

医療費控除を受けるメリットはあります。もちろん美容整形は控除の対象外ですが、眼瞼下垂は軽度の場合、保険が使えないことも少なくありません。そのため診断書等の提出によって医療費控除を受けることができる場合が多いです。

最後に眼瞼下垂は自費か保険か?

眼瞼下垂は病気としての治療という側面もあるため保険診療で治療できるクリニックも少なくない。もちろん美容整形は保険ではないが、そうでなければ保険で治療できるということでもなさそう。保険で治療できるのと自費で治療するのとでは治療費がかけ離れているから機になるところでもある。

美容整形で受ける眼瞼下垂の手術はすべて自費診療、保険外診療であることに違いはありません。
しかし、病気の治療として受ける眼瞼下垂は全て自費でできるのか? 実はそこにも大きな違い、差があるんです。
そもそも眼瞼下垂の治療とは瞼が開かない病気を治す外科治療の一つ。保険診療ではそれが基準となって適応範囲が決められています。最近では偏頭痛や肩こりが解消できるとして注目されていますが、そもそも偏頭痛や肩こりというのは病気じゃありません。いくつかの病気に対しての症状の一つです。メディアなどでは偏頭痛や肩こりの治療として推奨されているような表現が用いられていますが、全く違うということを知っておきましょう。
眼瞼下垂はまぶたの病気という位置付け。ですので視野の障害など日常生活への制限や支障が発生する場合に健康保険が使えるということなのです。

美容的な目的や軽度な眼瞼下垂は基本的には保険診療の対象外です。もちろん、中には全て保険診療として眼瞼下垂の手術を請け負う医師もいますが、モラルの低い経営主義の医療機関として考えた方が良いでしょう。当然その結果が十分満足できるとも言い難いものです。また、もっと悪質なのは保険診療で治療できると宣伝しておいて実際に行ったら保険適応外と言われたり、保険診療の手術費用とは別に料金を請求してくるクリニックもあるので十分注意する必要があります。
その見分けかたは単純、混合診療の提案をしてくるクリニックは基本NGです。また、保険診療外治療になった場合でもきちんとした理由を提示してくれない医療機関もNGですね。これだけでも十分判断できるポイントです。

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