埋没法のリスクと問題点

埋没法のリスクと問題点

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埋没法は二重まぶたの代表的な整形術!!
糸で止めるだけの埋没法。そんな埋没法にも匠の技術が集積されている。

糸で止めるだけの簡単な埋没法。そこには医師の匠の技術が凝縮されている。 二重まぶたの代表的な整形術「埋没法」。まぶたの皮膚と瞼板とを糸で止めるだけのいわゆるプチ整形でできる二重まぶたの手術である。もちろん糸で止めるだけだから著しい腫れもなく誰でも思い通りの二重まぶたを作ることができるのが最大の特徴。しかし、そんな「埋没法」にもデメリットはある。それは糸で止めるだけなので糸が緩んでしまったり、糸が切れてしまい二重まぶたを永久に維持できるとは限らない点である。

埋没法に起こりうるトラブル・失敗

糸が出てきた [症状] 糸の結び目が埋没されずに皮膚の表面に出ている状態です。
埋没法で使用する糸は多くの場合、青色もしくは黒色の糸を使います。手術直後は埋め込まれていても時間の経過で外に出てくるケースがあります。個人差はありますが糸に対する異物反応ということもあり、再度埋没法で掛け直すことで改善します。

明らかな左右差がある [症状] 見た目に二重まぶたの左右の幅が違う。
一旦抜糸し再度掛け直すことが必要です。埋没法は幅を狭くすることはできませんが、幅を広くすることは容易です。希望の幅に応じて対応する必要があります。幅の狭いほうに合わせたいのであれば、すべて抜糸し再度掛け直す。幅の広いほうに合わせたいのであれば片側だけ広い方に合わせて掛け直します。

糸の部分に膨らみが残ってる [症状] 埋没している糸の結び目の部分が盛り上がっている。しこりのようになっている。
埋没法の結び目の部分というのは瘢痕を形成しやすく糸の周囲に組織を巻き込んでしまうことがあります。その場合、糸を一旦抜糸再度埋没法を行うことで改善します。

結膜から糸が出てきた [症状] 目がチクチクしたり、異物感が持続する。
角膜を傷つけている状態に陥りやすく早急な抜糸が必要です。通常の埋没法では起こる可能性は非常に少ないのですが、結膜側から糸を結ぶ埋没法(眼瞼下垂埋没法など)で起こしやすい。

糸の部分が膿んでいる [症状] 赤く膨れていたり、ニキビのような炎症がある。痛みを伴うこともある。
手術の際に細菌が混入した状態です。抗生物質などの投与する医師も多いのですが、難治性で抜糸して掛け直したほうが早く治癒することが多い。
眼瞼下垂になった [症状] 腫れによってまぶたが開きにくくなっている状態。
軽い眼瞼下垂の人や幅の広い埋没法をおこなった場合に起こしやすい。挙筋法起こすこともあり状態によっては抜糸することが必要。リトライしても良いが多くのケースで埋没法が不向きなことも多い。

幅が広すぎたのか眠そうなまぶたになった [症状] 幅広の二重まぶたを希望した場合に起こる。
状態としては眼瞼下垂を引き起こしている可能性が高い。挙筋法による埋没法でも起こりやすい。すみやかに抜糸をして元の状態に戻す必要がある。時間をかけて様子を見てという医師もいるが、多くの場合は抜糸しないと改善しない。

選んじゃいけないクリニック

埋没法はほとんど全ての美容外科クリニックで行われている二重まぶたの代表的な手術。
しかし、そんなどこでも気軽に受けることが出来るからこそ、技術に大きな差があるのもの事実である。

6点以上で固定するクリニック
料金が不明確である
挙筋に糸をかける埋没法
通常の埋没法と腫れない埋没法と区別しているクリニック
取れないと謳っているクリニック

6点以上で固定するのは無意味なだけではなく、眼瞼下垂などに陥りやすいと指摘されています。
料金が不明慮というのは一番困ります。悪質なクリニックによっては糸1本~という料金表示のところもあり、埋没法で100万円請求されたということもあるんです。一般的な埋没法の相場は10万円前後であり、安くても品質に問題がありますし、高くてもただのボッタクリということも十分あるのです。
埋没法には瞼板法と挙筋法とがあり、一般的に推奨されているのは瞼板法です。挙筋法は挙筋に糸をかけるため神経障害の可能性を高めるリスクがあり、一般的にも推奨されていません。

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