目頭切開のダウンタイム

目頭切開 ダウンタイム

目頭切開の術後の腫れや傷跡の経過って気になりますよね。実際のダウンタイム(日常生活への制限)の期間などどれくらい必要なんだろう。腫れや痛みってどんな感じなんだろう。ここでは目頭切開の術後のダウンタイムの種類、回復までの期間、回復を早める方法のポイントなど詳しくご紹介しましょう。

切開のダウンタイムってどれくらい?

まず始めにダウンタイムの意味をご存知ですか? ダウンタイムと言うのは、日常生活への制限の期間のことで、術後に腫れや内出血、痛みなどの症状を引き起こし、普段の生活に何かしらの制限を伴う期間のことを言います。また、ダウンタイムには2つの考え方があります。一つは、医療的なダウンタイムと、社会生活上のダウンタイムです。

  • 医療的なダウンタイム
  • 社会生活上のダウンタイム

医療的なダウンタイムと言うのは、治療上必要性のある処置や医学的に安静を必要とする期間のことです。術後というのは出血をしやすい状況ですので、目頭切開の場合、少なくとも手術当日は安静が必要でしょう。基本的には翌日以降であれば過度の安静は解除され、普段の生活を送ることができると考えて良いでしょう。
社会生活上のダウンタイムと言うのは、腫れや内出血が引き起こされている状態で、周囲に見られたくない、手術をしたことを知られたくない期間のことを言います。

ダウンタイムの期間

目頭切開のダウンタイムってどれくらい? という質問をよく受けます。目頭切開は、切開法のように切開した部分や、傷を縫い合わせている縫合糸が隠れているわけではありません。糸はハッキリと表面に見えてしまっている状態ですので、ダウンタイムは抜糸が終わるまでの期間、7日間と考えておいた方が良いでしょう。

目頭切開のダウンタイム期間:7日間

目頭切開ですが、基本的には埋没法や切開法などの二重瞼の整形手術と同時に受けることが多いでしょう。そのため腫れはより強くなりますが、抜糸の頃にはおおむね腫れは引いていると考えて良いと思います。

ダウンタイムの経過

ダウンタイムに影響ある症状・状態

目頭切開の術後のダウンタイムに影響する症状や状態についてご説明しましょう。

腫れ

術後の腫れ、これが一番の問題となる症状です。術後はどんな手術であっても皮膚を切開しますので腫れを生じるのは仕方のないことです。
でも嫌ですよね。できる限り腫れを抑えたいと思うのは誰でも同じです。
もちろん、腫れには個人差がありますが、手術時間や手術中に皮膚を引っ張ったりする術野の操作、手術中に出血するためバイポーラなどの電気メスをによる止血作業で腫れは増強してしまいます。

痛み

手術って痛そうな印象ありますよね。術後も痛かったらって考えるとやっぱり怖いですよね。
でも安心して下さい。目頭切開は切開する範囲も狭いですし、術後の痛みというのはほとんどありません。多くの方は術後に痛みを感じることなく生活されています。

かゆみ

目頭切開の術後、傷痕周辺に痒みが起きてしまうことがあります。かゆみの原因についてはいくつかあるのですが、目頭切開の場合、切開したことによって傷ができます。そうするとその周囲にヒスタミンという物質が増え、さまざまな細胞のレセプターにくっつくことによって、細胞が傷を治すために働きます。その過程でヒスタミンが神経に作用して痒みを感じさせると考えられています。

かゆみは気がつかないうちに引っ掻いてしまうこともあります。目頭切開の場合、傷の大きな悪影響を与える可能性がありますので、塗り薬などを積極的に使用することをお勧めします。

内出血

手術ですから皮膚を切開します。さらに目頭切開の場合、皮弁を作るため皮膚を剥離と言って剥がすのですが、そのため内出血が少し出やすい傾向にあります。内出血が出てしまうと明らかにおかしいのでやっぱり引きこもってしまいますよね。
目頭切開で内出血が出てしまった場合、概ね吸収されるのに4〜5日程度かかると考えて良いでしょう。

糸の露出

目頭切開の場合、表面の見える位置を切開しますので傷を縫合する糸は露出している状態です。ですので抜糸までの7日間は糸が見えている状態です。

傷跡の赤み

皮膚を切開した傷跡の赤みですが、術後1〜2週間は強い赤みが出ている状態ですので目立ちます。その後、少し薄く変化しピンク色となり、やがて肌色もしくは白っぽく変化していきます。

ダウンタイムを短くする方法

ダウンタイムを短くできたらって考えるのは誰だって考えること。ダウンタイムが短くなれば、仕事も早く復帰できるでしょうし、友人と食事に行くこともできるでしょう。
基本的な考え方ですが、ダウンタイムを短くすると言うことは、腫れや内出血を引き起こさない、仮に引き起こしたとしても最小限に止めると言うことがポイントです。
腫れさせない、内出血を作らせないと言うことが大切なんです。
目頭切開で腫れさせない、内出血を作らせない、その方法は、安静にする、軽く圧迫すると言うこと。さらに言えば患部を冷やすと言うことも腫れや内出血を最小限に止めるコツです。

ダウンタイムを短くする3つのポイント
  • 安静にする
  • 軽く圧迫する
  • 患部を冷やす

まず、絶対に必要なのは安静にすると言うこと。安静にせず動いてしまうと目頭切開でダメージを与えてしまった血管から再び出血してしまったり、血流が増えることによって腫れが増強してしまいます。ですので手術当日は帰宅したらすぐに安静にすると言うことが腫れや内出血を最小限に抑えることができるでしょう。

次に軽く圧迫すると言うこと。腫れというのは、水分・体液が貯留している状態です。皮膚というのは簡単に伸びてしまいますので、水分やリンパ液を含めた体液などがだんだんと増えることで腫れがますます強くなってしまいます。そのため、目頭切開の患部を軽く圧迫することがお勧めです。

圧迫する方法ですが、ヘアバンドが便利です。ガーゼを三つ折りにしたものを2つ重ねて目元にあてます。その上からヘアバンドを巻くと簡単に目頭・目元部分を軽く圧迫することができます。
圧迫しすぎると血流が悪くなるので軽い圧迫で十分です。

さらに患部を冷やすということもダウンタイムを短くする方法としてお勧めです。目頭切開は皮膚に切開を加える治療ですので、術後より強い炎症を引き起こします。炎症は冷やすことが早く抑える一番の方法です。そのため目頭切開の術後は患部を軽く冷やすことで腫れや内出血を最小限に抑えることができるんです。

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