眼瞼下垂の手術があることは知っているでしょう。やっぱり手術だから不安もあるし、何より不安というか恐怖心も大きい。できれば手術は避けたいと思う気持ち、わかります。そんな眼瞼下垂について手術しないで治す方法はあるのか?飲み薬やまぶたを持ち上げる筋肉を鍛えるリハビリなどで手術をしないで済ませる方法はないのか。ここでは眼瞼下垂の治し方についてご説明します。
『眼瞼下垂』手術しないで治す方法はあるの?
残念ですが、眼瞼下垂は手術以外に治す方法はありません。
眼瞼下垂の原因ははっきりしています。治す方法、治療方法というのは原因に対して治療をすることが何より重要です。
手術って考えると怖い印象を持つ方は多いと思いますが、決して難しい手術ではありませんし、多くの方は手術で解消しています。イタズラに効果のない方法に対し時間を費やすことに意味がないでしょう。
眼瞼下垂を手術以外で治す
眼瞼下垂を手術以外で治せないかという相談をよく受けます。
ネットやSNSなどに氾濫しているクリームで眼瞼下垂を治すというもの。後天性眼瞼下垂は皮膚よりも、まぶたと筋肉の接続が緩んでしまうことが原因です。そのためクリームを塗って眼瞼下垂が改善することはありません。
次にレーザーで治療するという手法もありますが、クリームと同じことですね。レーザーを照射するだけでまぶたと筋肉の接続が改善することはありません。結局、これらの手法で眼瞼下垂を改善させることなんてできないんです。
眼瞼下垂を手術で治す
眼瞼下垂は手術以外に改善させることはできません。その手術についてはそれぞれの症状や状態に応じて、いくつかの術式があります。ここでは後天性眼瞼下垂の標準的な治療法として多くのクリニックで実施されている「挙筋前転法」をご紹介します。