二重整形の切開法。腫れや痛みはどれくらい続くの?仕事や学校は何日くらい休めばいいの?クリニックによってダウンタイムの日数は違うのはどうしてなの。ここでは切開法における術後のダウンタイムについて詳しく解説いたします。これから切開法の手術を受ける方は是非、切開法のダウンタイムについて知っておきましょう。
切開法とは
一重まぶたを二重まぶたに変えることができる「切開法」。美しい目元に変わることができるまぶたの整形手術ですが、切開するという特性から強い腫れや内出血などを伴うためダウンタイム(日常生活への制限)が伴うため敬遠されがちな治療法です。
しかし、どのタイプの瞼でも自然で美しい二重瞼を作り上げることができるし、一度の手術で加齢によるたるみを除いて、一生涯の二重瞼を手にすることができるので非常にお勧めです。
切開法のダウンタイム
まぶたに切開を加えることで二重瞼を作る「切開法」。そのため術後に強い腫れや内出血などを引き起こすことからダウンタイム(日常生活への制限)が長くなることが想定され、厄介な治療と思われがちですが、実際の切開法の術後は少し違うようです。
そんな切開法の術後のダウンタイムについてご案内します。
(A)ダウンタイムの期間って
切開法を受けた場合のダウンタイムの期間ですが、周囲に整形のことを告知しているか否かでも変わってきます。通常、強い大きな腫れは2、3日程度、その後少しずつ腫れは落ち着いてきます。
手術を受けた場合、医療的な術後の安静として必要なのは1、2日程度です。腫れをあまり気にしないなどの環境であれば仕事などへの復帰は短期間で済みますが、周囲に告知しておらず、しかもバレたくないなどであれば晴れが落ち着くまで人目を避けることが必要になるでしょう。
その場合、抜糸するまでの期間(通常、抜糸は術後5日〜7日)はお休みすることが望ましいでしょう。
(B)仕事・学校は何日休む?
お仕事や学校は何日程度お休みすることが望ましいのか、普段からサングラスを使用する人はいないでしょうから、縁が太めの黒縁のメガネなどは強い腫れを隠しやすいので利用することをお勧めします。しかし、その場合であっても4、5日程度のお休みは必要と考えておくべきでしょう。
ただし、周囲に瞼の整形について告知していたり、バレることを気にしない方であれば特に外出を控える必要は無いでしょう。
(C)経過ってどんな感じなの?
※切開法の経過というのは個人差が大きいです。最終的な仕上がりには十分満足できますが、途中の経過というのは仕方ないとお考え下さい。
(D)みんなどう過ごしてるの?
ダウンタイム中の過ごし方ですが、多くの方は2、3日程度は引き篭もって生活しているようですが、4日以降から少しずつ外出している方が多いようです。腫れがあっても見慣れるでしょうし、メガネをかけることで十分誤魔化せるため、外出など積極的に行っているようです。
(E)短くする方法ってあるの?
ダウンタイムを短くする方法ですが、結論から言えば「腫れさせない、腫れを最小限に止めること」ぐらいしかありません。腫れてしまった場合、腫れを早く引かせることは難しいんです。
じゃどうすれば腫れを最小限に抑えることができるのか、それは炎症を抑えること、物理的に腫れを止めること。
切開すると周辺組織に強い炎症を引き起こします。炎症を抑えるのは速やかに冷やすことが効果的です。ただし、過度の冷却は逆効果ですので、適度な冷却が必要です。キンキンに冷えたアイスノンなどの冷却材を直接まぶたに当てるなどは絶対にしてはいけません。また、長時間冷えたものを当てすぎても逆効果です。5〜10分程度軽く冷やし、同じ時間もしくは倍の時間程の間隔をあけて再び冷やすなどを繰り返すことが良いでしょう。
処方された内服薬にも炎症を抑える効果が期待できるものもあるのでクリニックで処方されたお薬は飲み切りまでしっかりと服用しましょう。
ビタミンC、Bなどは炎症を抑える効果が期待できますのでサプリメントの服用もお勧めです。
最後に
まぶたの整形、中でも切開法は皮膚を切開することから誰でも腫れを引き起こすものです。しかし、腫れは時間の経過とともに必ず落ち着きますし、と良い大きな腫れというのはわずか数日のことです。これから先、なりたかった二重瞼で過ごすことができることを考えるとダウンタイムはほんの一瞬のことです。
切開法で得られる理想の自分、美しさはそれ以上にメリットがあります。手術を受ける時期ということは十分考える必要はありますが、ダウンタイムがあるからといって切開法を受けないという選択肢は非常にもったいない気がします。大切なのは良い医師、技術力だけでなく、相性の良い医師を見つけることです。