切開法のリスクと問題点

切開法のリスク

二重の代表的な手術「切開法」リスクと問題点

切開法による二重まぶたの手術の実態を知って安全に美しい目元を手に入れましょう。

二重まぶたの切開法とは

二重まぶたの切開法とは、皮膚を切開することでその周囲に強い癒着を作り取れない、半永久的な二重瞼を作る方法です。そんな『切開法』には、部分切開全切開の2つの方法があります。

部分切開:
希望している二重まぶたのライン上、瞼の真ん中部分に1センチ程度、もしくは5〜6ミリ程度を2ヶ所切開して二重瞼を作る方法
全切開:
希望する二重まぶたのライン上を全体に切開して二重瞼を作る方法です。瞼全体に切開を加えるため”全切開”と言います。

二重まぶたの切開法:リスクと問題点

切開法は糸で止めるだけの埋没法と違って、厚ぼったい瞼を薄くしたり、取れない一生涯の二重瞼を手にすることができるメリットがあります。しかし、皮膚を切開するので術後の強い腫れや内出血などを引き起こしますので埋没法とは違ういくつかのデメリットやリスクも存在します。ここでは切開法のデメリット、リスクについてご紹介します。

切開法のデメリット

  • 腫れが強い、長くなる
  • 内出血が出現しやすい
  • 抜糸が必要
  • 傷跡が残る・目立ちやすい
  • 傷跡の赤み

切開法には上記のようなデメリットはありますが、得られる満足度は非常に高いものです。瞼の状態や希望する仕上がりによっては切開法は非常にお勧めの整形方法であることに違いはありません。

切開法のリスクと問題点

切開法を受けた場合に起こりうるリスクと問題点についてご案内します。

強い腫れ
まぶたの皮膚(希望している二重瞼のライン上)を切開するため、術後には強い腫れを引き起こします。腫れの強さは翌日がピークで、4〜5日程度で目立ちにくくなるまで落ち着きます。抜糸の頃には7〜8割程度の腫れは解消しています。
内出血
切開するため周辺の血管を傷つけてしまいます。手術中には当然止血しますが、それでも全ての血管を止められないこともありますし、術後に開いてしまい出血してしまうことがあります。内出血はその程度にもよりますが、一般的には4〜5日程度で吸収されて消失します。
二重瞼の幅の左右差
二重まぶたの幅の左右差は比較的多いトラブルの一つです。腫れによって出てしまう左右差であれば1週間程度で改善しますが、切開部分のずれによる左右差であれば修正手術が必要です。
目立つ傷跡
切開した傷跡というのは、基本的には目立ちにくものです。しかし、体質や術後の管理が疎かであったりすると本来目立ちにくくなるはずの傷跡が汚く目立ってしまうことがあります。傷跡は創が固定してしまったら修正手術以外に改善させることはできませんので、傷跡が気になる方は手術を行なった医師とよく相談しましょう。
目が開きにくい
切開法の問題で比較的多いのが、術後まぶたが開けにくくなったというケースです。強い腫れによって目が開けにくくなるのは問題ないのですが、晴れの影響ではない場合は中で癒着を引き起こしている可能性が高いのでそうなると非常に厄介で、癒着を解除し、眼瞼下垂(挙筋前転法)による修正手術が必要になることがあります。

ここでは切開法のリスクとしてご紹介しましたが、切開法に限ったリスクや問題点ではありません。類似した問題は埋没法でも起こる可能性はあるということは知っておきましょう。

切開法 実際のトラブル例

ここでは実際に切開法を受けて、引き起こされたトラブルの実例についてご紹介しましょう。

明らかな左右差・アンバランスな目元

術後の腫れという可能性もありますが、1週間を過ぎても明らかな左右差がある場合は、腫れによる影響ではなく、何らかの問題が手術に問題があったと考えてよいでしょう。左右差が出てしまう原因はデザインのミス、切開線のズレ、想定外の癒着などが考えられます。いずれにせよ、放置していても改善することはありませんので修正の手術を検討した方が良いでしょう。
修正する時期については、状態によっては手術を受けて3ヶ月以降が望ましい場合もあります。

目立つ傷跡

実は多い切開法の傷跡トラブル。傷の治りには個人差がるため医師は体質を理由に仕方ないという説明をする場合も多い。しかし、実際には不慣れないし、不器用な医師によって切開するラインが凸凹という可能性も十分あり得ます。
傷跡というのは、体質か医者の技術なのか判断するということは難しいのですが、基本的にはもともと傷の治りが早く傷跡として残りにくい方は切開法の傷跡は目立ちにくく、逆にすぐに傷跡として残りやすい方などは体質的に傷跡が目立ちやすくなってしまう可能性があります。
対処法:基本的には修正手術です。傷跡部分というのは瘢痕ができてしまっていますので、その部分を切開して新しい傷として傷を目立ちにくくする瘢痕形成術で傷跡を目立ちにくくします。

ポイントトラブルゼロには要注意!

切開法は数多くの手術を手がける医師であれば数パーセントの確率で修正手術は発生するもの。どれだけ技術の高い医師であっても一定数の修正手術は必ずあるんです。逆にクリニックのホームページなどにある”トラブル無し”というところこそ実は要注意。修正手術を訴えてきた患者を無視したり、威圧して修正手術に応じない可能性があります。

切開法メリット

切って二重まぶたにする「切開法」。皮膚を切るという大きなリスクを背負うからにはそれ以上に得ることのできるメリットがあります。切開法のメリットはなんといっても永久的に取れない二重を手に入れることができる。もうひとつは瞼板前組織を切除することもできるので、皮膚そのものを薄くすることで自然でスッキリとした仕上がりに整えることができるんです。

取れない永久保証の二重の手術

切開法による二重の手術は切開した組織の癒着によって密に接合するため、ちょっとやそっとのことでは剥がれない。極端なことを言えば一度手術をしてしまえば元に戻せないのである。組織の癒着というのは非常に強固で再度切開して外科的に剥がさない限り解除することはできない。そのため切開法の手術というのは永久的な効果が現れます。

埋没法よりも自然で美しい二重の手術

二重まぶたというのは皮膚の折り返しによってできるものである。その皮膚が分厚かったらどうなるだろう。折り返しそのものに厚みがあると、厚ぼったさが強調され、腫れぼったい二重になってしまう。せっかく覚悟を決めて手術に臨んでも腫れぼったい目であれば満足はできないであろう。単に皮膚の折り返しの位置を上げて変化させる埋没法の限界がそこにある。しかし、全切開は違う!! 皮膚そのものを薄くすることができるので、腫れぼったい目を解消させながら二重まぶたを手に入れることができるんです。

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