腫れぼったい、厚ぼったい腫れ瞼。
むくみがちな目元は上眼瞼脱脂で解消できる!
腫れぼったい、浮腫んで見える目元でお悩みの方、諦める必要はありません。あなたのその悩みは目元の美容整形なら一瞬で解消させることができるんです。
それが“上眼瞼脱脂”という治療法。
上眼瞼脱脂
上眼瞼脱脂とは、上瞼の脂肪(眼窩脂肪)をわずか数ミリの穴から吸い取って取り除き、瞼の腫れ、厚ぼったさを解消させる治療法のことです。
眼窩脂肪を直接取り除いてしまうためその効果は確実で劇的な変化を実感することができます。
上眼瞼脱脂ってどんな治療法なの?
上まぶたに1〜2ミリの切開を加え、その穴から眼窩脂肪を探し出して適量を取り除く美容整形手術です。眼窩脂肪は眼球を保護するクッション的な役割なのですが、そのボリュームが多いと目元の腫れぼったさを表現してしまうため美容的にはデメリットしかありません。
しかも適量の除去は何ら影響を与えることもありませんので美容目的として除去することは非常に安心なんです。
どんな悩みが解消できるのか
上眼瞼脱脂は、瞼の余分な脂肪だけを取り除く治療ですので、術後は瞼の厚みが減少し、スッキリとした浮腫みのない目元へと変化します。
- 腫れぼったい目元がスッキリする
- メイク映えする目元になれる
- 浮腫みにくくなる
- 厚ぼったい印象る
- 痩せた印象になる
- 目元がキレイになる など
上眼瞼脱脂は見た目の変化だけの効果を得られますので、その効果には十分満足することができるでしょう。
具体的な手術内容について
上眼瞼脱脂の実際の手術の内容・方法についてご紹介します。上眼瞼脱脂は基本的に下記の6つの工程で治療します。
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デザイン
目元の状態を細かく診察し、除去する眼窩脂肪の量、切開する位置をデザインしていきます。
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麻酔
上瞼全体に局所麻酔の注射を打ちます。一般的に麻酔には極細針が使われますので激しい痛みを感じることはありません。上眼瞼脱脂は麻酔が効いた状態で手術しますので麻酔後に痛みを感じることはありません。
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皮膚の切開
皮膚を1〜2㎜程度切開します。切開する位置はその方の厚みの状態で違いますが、二重瞼の方は今の二重瞼のライン上を切開しますし、埋没法などで新しく二重瞼を作る場合は、埋没法の切開部分を利用して行います。
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眼窩脂肪の露出
皮膚を切開した部分の穴からさらに奥深くまで進むと、眼輪筋層に到達、さらに奥に進むと眼窩脂肪を覆っている眼窩隔膜が現れます。眼窩脂肪はこの眼窩隔膜に覆われていますので、ここまで来ればあとは取り除くだけです。
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眼窩脂肪の除去
眼窩脂肪が確認できたら、さらに局所麻酔の注射を追加します。痛みを止める効果だけではなく、出血の予防効果としても眼窩脂肪層に局所麻酔の注射を打ちます。
そうして予定している量の眼窩脂肪を切除し取り除きます。 -
止血・終了
眼窩脂肪部分には細かな血管が豊富にあるため取り除いた範囲を丁寧に止血し血腫、内出血を予防します。そうして左右差、仕上がりの状態を確認し、問題がなければ上眼瞼脱脂は終了です。傷を縫う必要はありません。
上眼瞼脱脂の術後の経過とダウンタイム
上眼瞼脱脂のダウンタイムですが、基本的にはほとんどありません。軽いむくみ程度の状態が数日持続する場合がありますが、激しい腫れを引き起こすような経過ではありませんので比較的安心して治療を受けることができます。
腫れ・内出血
術後にひどい腫れを引き起こすというのは比較的少なく、一般的には3、4日程度で悪目立ちするような状態からは回復できます。内出血を引き起こすのも稀なケースで決して多いことではありません。しかし、内出血については医師の技術ということではなく、実際には運の問題ということも少なくありません。万一、内出血を引き起こしてしまった場合は、回復までに4、5日程度の時間を要するとお考え下さい。
痛み
上眼瞼脱脂の場合、術後に痛みを感じるというケースはほとんどありません。逆に痛みを感じてしまう場合は何かしらの異常である経過ということが想定されますので、主治医によくご相談されることをお勧めします。
感染
術後の感染というのは美容整形の場合ほとんどありません。しかし稀なケースとして感染を引き起こしてしまうことがあります。その原因というのは、何かしらの理由で創部に細菌などが入ってしまった場合などですが、基本的には抗生剤の内服や状態によっては点滴などが必要になります。
感染の症状としては強い痛み、腫れ、赤みなどです。このような症状が出現したら直ちにクリニックに連絡し、主治医の診察を受けましょう。
上眼瞼脱脂のリスクと問題点
上眼瞼脱脂にもリスクや問題点があります。大切なのはリスクを知ること、そのリスクを最小限にとどめて手術を成功させることが必要です。
- 効果を実感できない
- 凹んでしまった
- 腫れが酷かった
- 血腫ができる
- 思ったほど満足できなかった
- 左右差が出てしまった
- 内出血が出てしまった
- 強い痛みが出た など
効果についての問題というのは実は深刻で、治療適応がないケースでも上眼瞼脱脂を行ってしまう医師、クリニックがあります。その場合、効果が現れることなんてありません。そのようなトラブルを回避するのが“セカンドオピニオン”です。
複数の医師に上眼瞼脱脂の適応の意見を聞いて、自分にその手術が必要なのか、それとも別の手術が適しているのかなど慎重に見極めることで回避できる方法があります。
上眼瞼脱脂の治療費用について
上眼瞼脱脂の治療には保険は使えませんのですべて自費診療となるため、クリニックによってその費用にはばらつきがあります。
ただし、上眼瞼脱脂は埋没法と併用して行う場合が比較的多いため、上眼瞼脱脂+埋没法という料金設定で、20〜30万円で設定していることがあります。
(費用における注意点)
上眼瞼脱脂の費用で注意しておくことは、再手術の場合の補償です。基本料金として再手術の費用が含まれているのか、再手術の保証期間を含め手術を受ける前に確認しておきましょう。
また、手術のキャンセル費用についても同じです。いつからキャンセル費用が発生するのかなど具体的な内容も十分把握しておく必要があります。
上眼瞼脱脂に関するさまざまなご質問
上眼瞼脱脂の治療適応や実際の手術の方法など知らないこと、不安なことはたくさんあるでしょう。ここではそんな不安を抱いている方に向けた上眼瞼脱脂に関する質問集をまとめました。是非、参考にして下さい。
- 皮膚を切るということですが、傷跡は本当に目立ちませんか?
- はい、上眼瞼脱脂の切開は1、2㎜程度ですのでほとんどのケースで残るということはありませんのでご安心下さい。
- マイクロカットという術式名を見ます。上眼瞼脱脂との違いを教えて下さい。
- マイクロカットという手術ですが、上眼瞼脱脂と埋没法を組み合わせた手術のことです。上眼瞼脱脂というのは、脂肪(眼窩脂肪)を取るだけ、そこに埋没法で一重を二重まぶたにしたり、二重瞼の幅を広げる手術をマイクロカットと呼んでいます。
- 術後のダウンタイムはどれくらいですか?
- 上眼瞼脱脂のダウンタイムですが、基本的には3、4日程度と考えて良いでしょう。しかし、多くのケースでは2、3日程度で回復します。
問題は何もトラブルを引き起こさなかった場合です。内出血や感染などを引き起こしてしまった場合はさらに長くなるとお考え下さい。 - 腫れ以外に起こるリスクって何ですか?
- 上眼瞼脱脂で起こるリスクですが、一番厄介なのは血腫です。眼窩脂肪には細かな血管が豊富にあるため十分な止血をしないと術後に出血をしてしまうケースが比較的多いんです。
最後に
上眼瞼脱脂は、眼窩脂肪を取り除いてしまいますので腫れぼったい・厚ぼったい目元をスッキリとさせるには非常に効果的で優れた治療です。
しかし、目の腫れぼったさや厚ぼったさというのは、眼窩脂肪だけが原因ではありません。皮膚も含めた眼輪筋の厚さや、Roofと呼ばれる別の脂肪が原因で腫れぼったさを表現している方も非常に多いんです。
大切なのはあなたの目元の腫れぼったさの原因をしっかりと見極めることです。治療適応の正確な判断というのは何より重要です。医師の治療適応の判断ミスは結果に現れます。そのため上眼瞼脱脂でトラブルを引き起こさないよう必ずセカンドオピニオン、複数の医師による適応の判断、意見を求めることだけは忘れないで下さい。
治療適応の判断ミスをなくせば、上眼瞼脱脂の効果でトラブルになることはありません。上眼瞼脱脂で成功するか、失敗するかは手術の前から、カウンセリングで防ぐことができるんです。